著者
黒沼 春雄 小島 博光 清浦 雷作
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
日本化学会誌
巻号頁・発行日
vol.1972, no.10, pp.1847-1853, 1972

本研究は,五酸化バナジウムー硫酸カリウムーシリカゲル系触媒による二酸化イナウの接触酸化反応において,とくに二酸化イオウ低濃度(0。1~1.5%)の場合の反応速度を検討し,低濃度領域での反応機構についての知見を得るとともに,排煙脱硫装置設計の-助とする目的で行なった。<BR>実験は拡散の影響を無視できる条件を選び初期反応速度を測定した。その結果,(i)初期反応速度γはPb2の-次に比例する,(ii)γs~馬O<sup>2-</sup>曲線に極大点がある,(iii)その極大点の位置は反応温度によって変化し,Pによってはあまり影響を受けないなどの結論を得,つぎのような初期反応の速度式を提出した。<BR>γs=ゐPb2P語O<sup>2-</sup>/(1十κ1Pso2)2<BR>また,反応の定常状態における触媒中のv5÷/v5÷十v4つ比は,反応ガス中の酸素分圧にはあまり影響を受けず,主として二酸化イオウ分圧の変化にともなって変化した。
著者
清浦 雷作
出版者
京都帝国大学
巻号頁・発行日
1942

博士論文