- 著者
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渋谷 和久
- 出版者
- 日経BP社
- 雑誌
- 日経コンストラクション (ISSN:09153470)
- 巻号頁・発行日
- no.366, pp.40-47, 2004-12-24
被災地では至る所で道路や鉄道の盛り土が崩れ,交通網がズタズタに寸断。盛り土で造成した宅地にも多くの被害が出た。震央の近くに被害が集中したコンクリート構造物と異なり,盛り土の被害は中越地方の広い範囲で発生。一方,切り土には被害はほとんどなかった。 盛り土の被害は,小千谷市内の平地を通る関越自動車道の盛り土を除けば,ほとんどが山間部で起きた。