- 著者
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渋谷 里奈
- 出版者
- 一般社団法人 日本デザイン学会
- 雑誌
- 日本デザイン学会研究発表大会概要集 日本デザイン学会 第68回春季研究発表大会
- 巻号頁・発行日
- pp.358, 2021 (Released:2022-02-23)
日本にいる女性は化粧をすることが習慣となっている。広告には、大きい目や、美白を謳った広告も多くあり、流行にそった化粧をするなど一つの美に追従する形になっている。ファッション業界の話になるが、アメリカ合衆国の企業と日本の企業を比べると、モデルの体型や人種も偏っていてる。美を目指すことは一つの幸せでもあるが今は美を目指すことが一つの社会問題にもなっている。一つの美によって苦しむのなら、自分にとっての美を探すことが解決策になると思う。本研究の目的は画一的な美的価値観を持つ日本人女性が多様な美的価値を気づく化粧品の提案を研究することが目的である。化粧品を実際に自分で作ったり、ワークショップを行う、心理影響の調査を行ってきたが、今自分がやりたいことを考えた結果、多様な人を考慮して自分らしい香水を作ることにした。今回は、香水の試作と評価を行い,香料が女性の心理にどのように影響するかを実験した。その結果、一つの香りでも違った印象を与え、美しさを考えるきっかけとなった。