著者
初田 賢司 溝手 悦子
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.218, pp.72-77, 2011-06

講座の第1回で説明しましたように、一昔前までは基本設計を一くくりにしていました。その結果、基本設計が不完全なまま次の工程に進んでしまい、手戻りや品質の悪化、下流工程で仕様が膨れ上がる(スコープクリーピング)という問題を引き起こしていました。そこで現在は、基本設計を業務、システム、ソフトウエアという階層に分けてWBSを作成する方法が主流となっています。