著者
彭志春 邑本俊亮 潮田浩
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, no.1, pp.9-11, 2013-03-06

W3C(World Wide Web Consortium)は2008年にHTML5の草案を公開し、2014年にHTML5の最終勧告することにしている。HTML5は、これまでのHTMLに比べ、多くの機能が優れているが、非常に注目される機能の中に、「Canvas」がある。この機能により、ウェブサイト内で3Dグラフィックスを使用し描画することが可能になる。一方、人間は3次元空間内に情報を配置された場合には、2次元的に配置されているよりも、情報の記憶がすぐれていることが多くの研究で報告されている。また、3DのUIの方が2DのUIよりも作業効率が高いことも検証されている。本研究は、3Dを使用したECサイトのプロトタイプをデザインし、それを使用する際のユーザの情報探索プロセスを解明することを目的とする。