著者
北村 隆行 澄川 貴志 平方 寛之 高橋 可昌 嶋田 隆広
出版者
京都大学
雑誌
特別推進研究
巻号頁・発行日
2013

single digit ナノスケール(1nm ~ 10nm)の応力特異場を有する材料に対するその場観察破壊実験方法を開発し、シリコン単結晶の実験より特異場寸法4nmであっても破壊靭性値は不変であることを明らかにした。また、第一原理解析と実験が一致することを示すとともに、応力特異場が2nm以下の場合に従来の破壊力学基準が破綻する(連続体破壊力学の適用下限)ことを明らかにした。