著者
平松 隆円 牛田 好美
出版者
一般社団法人 日本繊維製品消費科学会
雑誌
繊維製品消費科学 (ISSN:00372072)
巻号頁・発行日
vol.48, no.12, pp.843-852, 2007-12-25 (Released:2010-09-30)
参考文献数
21
被引用文献数
1

本研究は, 「化粧規範」に関する研究である.化粧を施す生活場面を規定する化粧意識について検討すると同時に, 化粧に関する一連の研究で明らかにされている個人差要因についても検討することを目的としている.その結果, 対人接触や公的性や私的性の高さを主として, 化粧を施す生活場面が構造化されることが明らかとなった.また, 男性では必需品・身だしなみや公的自意識が, 女性では魅力向上・気分高揚, 必需品・身だしなみ, 効果不安, 私的自意識, 内的他者意識が化粧を施す生活場面を規定していることが明らかとなった.
著者
高木 修 田中 優 小城 英子 TANAKA Masashi 小城 英子 KOSHIRO Eiko 太田 仁 OHTA Zin 阿部 晋吾 ABE Singo 牛田 好美 USHIDA Yoshimi
出版者
関西大学社会学部
雑誌
関西大学社会学部紀要 (ISSN:02876817)
巻号頁・発行日
vol.42, no.2, pp.131-153, 2011-02

The purpose of this paper is to categorize the themes of the graduation theses which were written by the students of a "social psychology on interpersonal relationships and behaviors" seminar, and to identify the history of research in interpersonal social psychology from the viewpoint of undergraduate's interests. This arrangement and analysis seems to be useful as a reference when undergraduates interested in interpersonal social psychology decide their themes of the graduation theses, and as a clue to know"fashion" of themes of interpersonal social psychology. 本稿は、「対人関係、対人行動の社会心理学的研究」ゼミナールの卒業論文のテーマを分類し、学部学生の研究関心の視点から、対人社会心理学研究の変遷を跡づけることを目的としている。このような論文テーマの整理と分析は、対人社会心理学に興味を持つ学部学生が卒業研究のテーマを決定する際の参考資料としても、また、対人社会心理学の研究テーマの「流行」を知る手掛かりとしても活用できると考える。
著者
高木 修 田中 優 小城 英子 太田 仁 阿部 晋吾 牛田 好美
出版者
関西大学社会学部
雑誌
関西大学社会学部紀要 (ISSN:02876817)
巻号頁・発行日
vol.42, no.2, pp.131-153, 2011-02

The purpose of this paper is to categorize the themes of the graduation theses which were written by the students of a "social psychology on interpersonal relationships and behaviors" seminar, and to identify the history of research in interpersonal social psychology from the viewpoint of undergraduate's interests. This arrangement and analysis seems to be useful as a reference when undergraduates interested in interpersonal social psychology decide their themes of the graduation theses, and as a clue to know"fashion" of themes of interpersonal social psychology. 本稿は、「対人関係、対人行動の社会心理学的研究」ゼミナールの卒業論文のテーマを分類し、学部学生の研究関心の視点から、対人社会心理学研究の変遷を跡づけることを目的としている。このような論文テーマの整理と分析は、対人社会心理学に興味を持つ学部学生が卒業研究のテーマを決定する際の参考資料としても、また、対人社会心理学の研究テーマの「流行」を知る手掛かりとしても活用できると考える。