著者
狭間 香代子
出版者
関西大学人間健康学部
雑誌
人間健康学研究 : Journal for the study of health and well-being (ISSN:21854939)
巻号頁・発行日
no.14, pp.15-23, 2021-03-31

国際ソーシャルワーカー連盟及び国際ソーシャルワーク学校連盟は、2014年に新たに「ソーシャルワーク専門職のグローバル定義」を採択した。それまでの単なる定義ではなく、グローバルとしたことの背景には、西洋中心の価値観、思想を普遍的なものとして他の文化圏に拡大してきたことの反省がある。本稿では、日本文化の特性であるレンマ的論理を根拠にして、わが国のソーシャルワーク実践が欧米のソーシャルワーク理論と日本的文化をいかに融合しうるかという点について、論じた。狭間香代子教授退職記念号
著者
狭間 香代子
出版者
関西大学人間健康学部
雑誌
人間健康学研究 : Journal for the study of health and well-being (ISSN:21854939)
巻号頁・発行日
vol.14, pp.15-23, 2021-03-31

国際ソーシャルワーカー連盟及び国際ソーシャルワーク学校連盟は、2014年に新たに「ソーシャルワーク専門職のグローバル定義」を採択した。それまでの単なる定義ではなく、グローバルとしたことの背景には、西洋中心の価値観、思想を普遍的なものとして他の文化圏に拡大してきたことの反省がある。本稿では、日本文化の特性であるレンマ的論理を根拠にして、わが国のソーシャルワーク実践が欧米のソーシャルワーク理論と日本的文化をいかに融合しうるかという点について、論じた。