著者
坪井 善勝 田治 見宏
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
日本建築學會論文集 (ISSN:03871177)
巻号頁・発行日
no.38, pp.69-72, 1949-04-20
被引用文献数
1

木造重ね梁について既に後藤助教授の卓越した研究あるも,本論文は著者の一人の既往の研究に鑑み別の觀點に立つて展開してみたものである。計算上の假定として接合剛性が連續的に分布してゐるものとし,以て理論の展開を簡單化した。又接合剛性が塑性域にも亙る場合が現實に〓々問題となるがこれについて一計算法を提示した。