- 著者
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中道真一
田辺浩介
原田隆史
- 出版者
- 一般社団法人情報処理学会
- 雑誌
- 情報処理学会研究報告情報学基礎(FI) (ISSN:09196072)
- 巻号頁・発行日
- vol.2008, no.105, pp.53-64, 2008-10-30
近年の Web 技術の進歩などを受けて,図書館システムについても新た態機能の追加などが検討されてきている。本研究は,オープンソース図書館システムをベースとして, Web 2.0 的な機能などいくつかの新しいサービスのうち,どのような機能を中心に実装するのが良いかについての検討を行ったものである。候補となる機能の候補を対象としてインタビュー調査とケプナー・トリゴー法の決定分析プロセスをもとにした手法で意見の集約を行った。また,その結果をうけて FRBR の採用,集合知の利用などの新しい仕組みを取り入れたプロトタイプシステムを作成して評価した。With the development of network and web technologies, new functions for library systems have been discussed. In this paper, we surveyed and examined functions to be implemented among new functions related to Web2. 0 open-source library system. Based on the systematic examination, evaluation of user studies, the results of the interview and the decision making process of Kepner-Tregoe Program, we have developed a prototype system which includes new features like FRBR and collective intelligence.