著者
岩田 道敏 渡邊 誠司 永田 敏秋 盛田 行彦
出版者
公益社団法人 日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学 (ISSN:03871061)
巻号頁・発行日
vol.45, no.7, pp.55-62, 2007

東海道線新橋・浜松町間環状2号線交差部工事では, 営業線供用下での橋梁の架替え工事を効率的に実施する方法として, 仮設材である工事桁を埋設型枠で囲み, 内部を高流動コンクリートで充てんすることによって本設桁として利用する工法を初めて採用し, 実施工に供した。本稿では, この工法の概要にっいて施工状況と併せて述べるとともに, 夜間線路閉鎖.工事における高流動コンクリートの打設状況およびコンクリート打設後のH形鋼とコンクリートの一体性に関する検証結果にっいて報告する。