著者
宮田愛 齋藤豪 真野航
雑誌
第76回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, no.1, pp.343-344, 2014-03-11

日本のセルアニメーションでは、キャラクタは動作の強調や簡略化によって、現実ではありえない動作や変化をすることが多い。しかし、その非現実的な動作や変化は、視聴者には大きな違和感を与えていない。先行研究では、キャラクタの振り向き動作の顔描画に着目し、それがどのように描画されているのかを分析していた。そして、セルアニメーション特有の変化について3DCGアニメーションとの比較を行い、考察をしていた。本研究では、先行研究よりも分析に用いる3DCGアニメーションのフレーム数を増やすために、3DCGアニメーションのシーンを多く収集し、分析を行なってその結果を先行研究と比較し考察を行う。