著者
石井 秀暁 伊坪 徳宏
出版者
日本LCA学会
雑誌
日本LCA学会研究発表会講演要旨集
巻号頁・発行日
vol.2008, pp.156-156, 2008

近年音楽業界において、環境に対する関心が高まっている。Fuji rockやap-bank fesといった環境に配慮したことを行う音楽イベントにおいて環境に配慮した実施内容や動員数が増加しており、坂本隆一など環境活動に関心のあるアーティストも多く、アーティスト側の環境にも変化が起こっている。<BR>レコーディング方法もデジタル化などの技術が進み、音質向上だけでなく時間の短縮などを可能にした。これはプロのみならず、一般の方の音楽製作にも言えることである。<BR>このような背景から、近年発達しているレコーディングの評価を行い、アーティスト、発信側、裏方の方という業界全体におけるさらなる意識の高まりを狙いとしたい。<BR>研究方法としてプロで最も多い録音場所、スタジオでの実測を自分の楽曲により行い、作曲、録音、CD作成までの流れを対象とする。同時に近年、プロでも使用しているPC上のみでの録音の負荷も計測し、音楽形態による違いも考慮する。測定対象ソフトはACID Music Studioとした。