著者
磯部 俊行 河口 洋一郎
雑誌
エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2014論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.270-273, 2014-09-12

近年物理シミュレーションを用いてリアルタイムにアニメーションを生成する手法が盛んに研究されており,複雑な関節構造をもつ節足動物に関しても同様である.しかしそのほとんどは静的な地面や壁面を歩行するものであり.自重によって引っ張られる布やしなる枝のような動的な物体上におけるものは少ない.本研究は動力学モデルと運動学モデルを組み合わせることで,前述の状況における節足動物の自動歩容生成を実現した.