著者
宮代 理弘 宮下 芳明
雑誌
エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2014論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.182-185, 2014-09-12

本稿では,プログラミング言語であるProcessingのコードをできる限り短くしてツイートする遊びについて述べる.そこでは,「プログラムがツイートされると,それを見た人がさらに短いコードを作成してツイートする」という一種のコミュニケーションがみられる.実例をもとにそこで観測されたコード短縮技法やコミュニケーションを紹介する.
著者
福嶋 昭彦 河口 洋一郎
雑誌
エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2014論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.146-150, 2014-09-12

気性が荒く縄張り意識も強いモンハナシャコは,捕脚を高速で打ち出し,貝などを割って捕食する.このようなモンハナシャコの攻撃的生態は,漫画や映画などのサブカルチャーの分野で取り上げられていることからも,その生態が娯楽性や話題性を内包することが推測される.本研究では,全長約1mのモンハナシャコ型打ち出しデバイスを開発することで,実体のあるメディアとして,モンハナシャコの攻撃的生態を娯楽装置へ応用する可能性を探求する.
著者
栗原 一貴 笹尾 和宏 山本 光穂 田中 秀樹 奈良部 隆行 國吉 雅人 会田 寅次郎 岡田 裕子 高須 正和 関 治之 飯田 哲 山本 博之 生島 高裕
雑誌
エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2014論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.223-224, 2014-09-12

本論文では,月および火星の衛星画像からあたかも知的生命体によって構築されたかのような構造物(擬似不自然構造物,pseudo-artificial structures)を自動検出する試みについて報告する.NASA Jet Propulsion Laboratory から公開されている観測データを対象として近年発展の著しいパターン認識手法である deep learning を採用し,顔認識技術として Deep Convolutional Network Cascade for Facial Point Detection,およびオブジェクト検出技術として 1000 種類の物体を検出可能な DeCAF (A Deep Convolutional Activation Feature for Generic Visual Recognition)を適用することで,興味深い結果を得た.
著者
磯山直也 ウォーリー木下 出田怜 寺田努 塚本昌彦
雑誌
エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2014論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.168-179, 2014-09-12

本稿は,参加型演劇YOUPLAYの概要,システム構成,公演を通じての考察について報告する.YOUPLAYとは,一般の参加者が演者となり,決められた物語の中で役を演じる舞台となっている.舞台は床一面壁一面に映像が投影されており,舞台の天井にカメラを仕込んだり,参加者がセンサを身に着けることによって,映像や音声がインタラクティブに変化し,参加者は物語の中に没入して演じることができる.YOUPLAYはこれまでにYOUPLAY Vol.0(03/20–24,2013)とYOUPLAY Vol.1(11/16–24,2013)の2度,大阪梅田のHEP HALLにてそれぞれ全40公演ずつ行なっており,参加者の様々な反応を見ることができた.参加者からは自由記述のアンケートも得ており,「楽しかった」「またやりたい」などといった感想が多く見られた.
著者
櫻木 怜 池野 早紀子 岡崎 龍太 梶本 裕之
雑誌
エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2014論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.133-136, 2014-09-12

近年視聴覚コンテンツの臨場感向上を目的とした全身触覚提示デバイスが数多く提案されている.こうしたデバイ スは共通して体格差による着脱の制限や煩雑さの問題を持つ.そこで本研究は身体に装着する振動子の数を可能な限 り減らし,かつ広範囲に振動を提示するため,ユーザの骨を介して身体広範に振動を提示することを試みる.本稿で は,身体広範囲に振動を伝達可能な骨部位の選定を行い,結果として選定された鎖骨に適した振動提示デバイスを製 作した.
著者
湯村 翼 平田 孝広 木村 元紀
雑誌
エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2014論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.252-254, 2014-09-12

地図を球面ディスプレイで見られるシステムを開発した。球面ディスプレイは民生品のプロジェクターを用いてリアプロジェクション式のものを制作した。地図の描画はD3.js の機能を用いてアプリケーションを制作した。
著者
竹本 拓真 馬場 隆 片寄 晴弘
雑誌
エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2014論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.73-74, 2014-09-12

歌唱合成ソフト“初音ミク”は,バーチャルアイドルとして人気を確立しており,初音ミク主演のライブが催されるようになっている.しかし現状では,静的な動画を流しているだけであり,歌手と観客とのインタラクティブなライブを実現するには,歌手の歌唱と,身体的動作を実時間生成する必要がある.本稿では,リアルタイム歌唱生成システム“HANAUTAU”と立体顔形状ディスプレイの組み合わせによって歌唱と歌手の動作の実時間生成を行うインタフェース“Miku Miku Face”を提案する.
著者
磯部 俊行 河口 洋一郎
雑誌
エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2014論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.270-273, 2014-09-12

近年物理シミュレーションを用いてリアルタイムにアニメーションを生成する手法が盛んに研究されており,複雑な関節構造をもつ節足動物に関しても同様である.しかしそのほとんどは静的な地面や壁面を歩行するものであり.自重によって引っ張られる布やしなる枝のような動的な物体上におけるものは少ない.本研究は動力学モデルと運動学モデルを組み合わせることで,前述の状況における節足動物の自動歩容生成を実現した.
著者
原田 真喜子 渡邉 英徳
雑誌
エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2014論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.244-251, 2014-09-12

本研究では、ブレインストーミングにおける情報の発散と収れんを円滑にすることを目的に、論文・哲学用語・プレスリリース・Twitter・書籍の横断検索が可能なコンテンツを制作する。本作品は、検索結果から特徴後を抽出し、検索リソースごとに分類して提示し、さらに、感情メタデータの反映と、ユーザによって検索結果を分類・削除する機能を持つ。ワークショップでこれらの手法の効果を検証するユーザアンケートを行った結果、新規情報の発見と議論の拡散に効果があることが示された。
著者
森 磨美 工藤 彰 望月 祐希 Adam Degenhardt 安藤 英由樹 清川 清
雑誌
エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2014論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.58-60, 2014-09-12

新たな恐怖感の提示手法として本研究では重量変化を用いたキャラクタとのインタラクションシステムを提案する.体験者が背負っている人形に取り付けられたゴムロープの長さを変化させて下向きへの力を生じさせることで重量の変化を実現し,人間におぶさり押しつぶしてしまう妖怪“こなき爺”を,視覚,聴覚に加えて重量変化という触覚に関しても再現する.
著者
中井 優理子 岡崎 龍太 蜂須拓 佐藤 未知 梶本 裕之
雑誌
エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2014論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.50-54, 2014-09-12

ぬいぐるみに人とのインタラクション機能を付与する従来の提案の多くは,ぬいぐるみに音声や手足および眼球の動き,呼吸や心拍に伴う動き等を付与するものであったが,不完全に実現されたインタラクションはかえってぬいぐるみに対する没入感を損なう危険があった.今回我々はぬいぐるみに生き物感を付与する最小限の構成として,目の表面の涙のゆらぎを表現する手法を提案する.涙のゆらぎは鏡面反射によって拡大して知覚されるため,微小な動きで人に知覚させることが出来,また感情表現を行える可能性がある.今回は水中の気泡と振動子を用いるだけの簡易な手法で目のゆらぎを実装し,その効果を検証した.
著者
中野 亜希人 脇田 玲
雑誌
エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2014論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.299-303, 2014-09-12

コンピュータグラフィックスの三次元モデルを実空間で編集するインタフェースの研究が盛んである.このインタフェースのデザインは,モデリングの起点となる基本形状を物質化する手法と,造形や工作の道具を電子化する手法に大別される.しかし,近年の三次元スキャニング技術の精度や速度の進歩は目覚しく,ユーザの変形操作を翻訳するための計算機化インタフェースの恩恵は薄くなりつつある.コンピュータの高速な計算力を用いた,ユーザの創造性を拡げるための計算機支援インタフェースの開発が必要であろう.そこで筆者らは,プラトン立体型インタフェース同士の集合演算によって形状パターンを生成するシステムを開発している.複数の立体が干渉し合う状況では,ユーザは和や差,積といった集合演算の結果を想像できない場合が多い.コンピュータはそのような形状の可能性を提示することで,ユーザに新たな形状の発見を促す.
著者
伏見 遼平 福嶋 政期 苗村 健
雑誌
エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2014論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.26-31, 2014-09-12

記念撮影で自然な表情を撮影するのは難しい.本研究では被撮影者に自然な笑顔の表出を促すカメラを検討している.本稿では笑い声が笑顔や笑いを誘発する現象に着目し,シャッターを切る前に笑い声を再生することで自然な笑顔を撮影するカメラシステムを提案する.効果を検証するために,シャッター音・笑い声(青年)・笑い声(幼児)の3条件で表情の変化を比較した.さらに笑い声呈示から表情表出までの時間差に着目しシャッターを切るタイミングを検討した.
著者
岡崎 桃子 中垣 拳 筧 康明
雑誌
エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2014論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.1-6, 2014-09-12

一般的な編み物では毛糸の色を変える際,新しい別の色の毛糸を結び足す必要があるが,これは手間がかかり,その切り替えの箇所が作品の形に影響を与えてしまうなどの問題がある.本研究ではメタモインキの65℃以上で色が消える特徴を利用する.メタモインキを染み込ませた毛糸を,先端が発熱する編み棒を用いることで,任意の箇所で変色を制御可能な編み物を可能にする.さらに,本稿では,感情や周囲の環境の変化などを編み物の色に反映させるなど新たな編み物手法を提案する.
著者
KevinFan 杉浦裕太 神山洋一 南澤孝太 稲見昌彦
雑誌
エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2014論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.266-269, 2014-09-12

We present "Dokodemo Door", a system which brings the users to alternate realities by a simple interaction of opening the door. In our system, a door, which is usually a bridge between physical mediums, acts as an interface for seamless transitioning between alternate realities. Alternate realities could be from a remote venue, which brings about the experience of
著者
中村 聡史 鈴木 正明 小松 孝徳
雑誌
エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2014論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.32-39, 2014-09-12

綺麗な文字を書くということに日本人の多くは興味を持っている.さて,綺麗な文字とはどのような文字だろうか?本研究では,人の手書き文字をフーリエ級数展開によって数式化し,その式の平均を計算することによって,平均的な文字を生成することを可能とした.また,その平均文字を利用した実験により,実際に書いた文字よりユーザの平均的な文字が高く評価されること,ユーザの平均文字より全体としての平均文字高く評価されることを明らかにした.さらに,ほとんどの人が自身の文字を高く評価する傾向があることも明らかにした.