- 著者
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福丸 拳梧
大澤 啓志
- 出版者
- 日本緑化工学会
- 雑誌
- 日本緑化工学会誌 (ISSN:09167439)
- 巻号頁・発行日
- vol.48, no.1, pp.137-140, 2022-08-31 (Released:2022-11-22)
- 参考文献数
- 9
水辺ビオトープの普及に向け,物理的な環境操作を行うことにより,薬剤や外来捕食生物に頼らない水辺ビオトープでの蚊の発生を抑制する方法を検討した。光及び流水環境,水替え頻度を組み合わせた実験区を設け,2021年5~9月にかけて2週間毎にボウフラの発生数を計数した。止水条件下での日陰の有無で比較すると,日陰で発生数が多くなる傾向が認められた。日陰条件で止水域~流水域で比較すると,流速が弱い程,発生数が多くなる傾向が認められた。日陰の止水域条件で水替え頻度別で比較すると,頻度が低くなる程,発生数が多くなる傾向が認められた。