著者
福良 薫
出版者
北海道医療大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

身体障害を抱えた脳卒中患者の生活の再構築を支援するために、すでに自宅退院している患者にどのように生活を立て直していったのか聞き取った結果、他者に自分の心情を説明しながら一度見失った自分の将来を立て直していた。そこで患者が自分の身体状況と折り合いをつけて生活できるよう、その時々の思いを語る機会を提供する介入手続きを作成し介入した。この看護介入は脳卒中患者の新たな生活の見通しを促進していた。