著者
竹内 敬治
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ICD, 集積回路
巻号頁・発行日
vol.111, no.188, pp.59-61, 2011-08-18

エネルギーハーベスティング技術の発展と,半導体回路の消費電力低下とが相まって,自立型無線センサーネットの実現性が高まり,幾つかのフィールドでは既に普及が始まっている.今後,アンビエント社会の実現に向けて,さらなる普及も期待されているところである.本稿では,エネルギーハーベスティングのニーズを整理するとともに,現在すでに実用化している各種のエネルギーハーベスティング・アプリケーションを紹介し,今後普及が期待される応用分野について述べる.