著者
竹友 一成
出版者
長崎大学教育学部
雑誌
長崎大学教育学部自然科学研究報告 = Science bulletin of the Faculty of Education, Nagasaki University (ISSN:0386443X)
巻号頁・発行日
no.25, pp.69-78, 1974-02-28

有機塩基のライネッケートを試料とするイオン交換ぺ一パークロマトグラフィーを試み,次の結果を得た。(1)イオン交換紙としてアンバーライトSA-2を,展開液として1M-Na2HPO4-NaOH:緩衝液(pH15.50)を用いて,有機塩基のラィネッケートからもとの有機塩基を遊離再生せしめるための特別の操作を行なうことなく,有機塩基の分離,検出および定量を迅速かつ簡単に行なうことができた。(2)有機塩基の遊離再生に関与する因子は光エネルギーおよびアンバーライトSA-2であった。(3)本法をアキのノゲシおよびオニタビラコに適用し,それぞれコリンを迅速かつ簡単に検出することができた。
著者
竹友 一成
出版者
長崎大学教育学部
雑誌
長崎大学教育学部自然科学研究報告 (ISSN:0386443X)
巻号頁・発行日
no.25, pp.69-78, 1974-03

有機塩基のライネッケートを試料とするイオン交換ぺ一パークロマトグラフィーを試み,次の結果を得た。(1)イオン交換紙としてアンバーライトSA-2を,展開液として1M-Na2HPO4-NaOH:緩衝液(pH15.50)を用いて,有機塩基のラィネッケートからもとの有機塩基を遊離再生せしめるための特別の操作を行なうことなく,有機塩基の分離,検出および定量を迅速かつ簡単に行なうことができた。(2)有機塩基の遊離再生に関与する因子は光エネルギーおよびアンバーライトSA-2であった。(3)本法をアキのノゲシおよびオニタビラコに適用し,それぞれコリンを迅速かつ簡単に検出することができた。