著者
笠島 理加 井元 清哉 廣島 幸彦 山口 類
出版者
地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立がんセンター(臨床研究所)
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2020-04-01

現在のがん臨床シークエンスは、がん細胞のみを対象としたゲノム情報に対して効果のあると推察される分子標的薬を提案している。更に、治療到達率の飛躍的な向上を目指すには、癌の進展(増殖、生存、浸潤、転移)を促進している微小環境の情報も加味することが重要であると考えられる。本研究では、臨床で使用可能なbulk のがん組織のゲノム情報を数理的に各細胞グループに分離、分析する新規Virtual dissection モデルを構築し、がん細胞とそれを取り巻く微小環境、両方のゲノム情報を加味した、より高精度な次世代がんゲノム医療の確立を目指す。