著者
紺谷 均
出版者
Japan Cartographers Association
雑誌
地図 (ISSN:00094897)
巻号頁・発行日
vol.24, no.2, pp.9-18, 1986-06-30 (Released:2011-07-19)
参考文献数
27

空中航法において, ランベルト航空図 (ランベルト正角円錐図法) を使用して, 飛行計画 (Flight Plan), 地文航法 (Pilotage), 無線航法 (Radio Navigation) などを実施している.(1) 空中航法の基礎知識を航海学との比較も入れて解説し,(2) ランベルト航空図における2地点間の航路 (針路) の測定法を示し, それが成り立つための条件及び,(3) 2地点間を飛行する時, 搭載している航法装置及び利用する航法援助施設の種類によって航空機の航跡はどんなものになるのか. それらはランベルト図でどのように表現されているのか.(2),(3), について, 航空図の利用者 (USER) としての立場から考察してみた.