- 著者
-
繆 いん
藤原 良叔
- 出版者
- 筑波大学
- 雑誌
- 基盤研究(C)
- 巻号頁・発行日
- 2009
完全差集合族問題は、電波天文学での移動アンテナ間の間隔取り方問題の抽象化であり、1970年代中頃に提出された。レーダー配列問題は、移動アンテナ間の間隔取り方問題の高次元への拡張であり、飛行船の追跡管制技術などに応用される。本研究では、組合せデザイン理論により、完全差集合族及び関連するレーダー配列、均質一様差行列、単調有向デザインなどを数多く構成した。デジタル・コンテンツ著作権保護での不正ユーザ追跡方法についても新しい結果を得た。