著者
荒川 直樹
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.125, pp.77-79, 2009-11

ワイン愛好家にとって憧れの存在であるロマネ・コンティ。フランスのブルゴーニュ地方のヴォーヌ・ロマネ村で作られる、毎年6000本程度しか出荷されない希少ワインだ。現在、日本では1本40万円以上で販売される。 2007年5月に米ニューヨークで開催されたクリスティーズの競売では、1985年産1ダースが23万7000ドル(約2200万円)と、市場最高値で落札された。
著者
荒川 直樹
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.120, pp.51-53, 2009-06

日本が記録的な暖冬を送っていた今年2月、地球の裏側にあるオーストラリアでは記録的な熱波が到来し、大地は灼熱地獄と化していた。オーストラリア南東部にあるビクトリア州の大都市メルボルンでは、1月28日から3日間にわたって日最高気温が43℃以上を記録。その後気温は30℃前後に落ち着いたものの、2月7日には再び跳ね上がり、最高気温46.6℃と、観測史上最高を記録した。
著者
荒川 直樹
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.114, pp.47-49, 2008-12

今年3月から気象庁が「竜巻注意情報」を提供しているのをご存じだろうか。竜巻発生の恐れがある地域の住民らに早めの避難を呼び掛けるための情報提供だが、専門家の反応は複雑だった。「竜巻発生のメカニズムは不明な点が多い。
著者
荒川 直樹
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.123, pp.99-101, 2009-09

今年2月、中国の河南省や安徽省などに軍が出動し、合計100発以上のロケット弾を空に向かって発射した。ロケット弾の"敵"は、人ではなく、今年に入って深刻化している水不足。弾には人工降雨を促すのに用いられるヨウ化銀の結晶剤が搭載されていた。この結晶を核にして育つ氷粒によって、雨雲を発生させようというのだ。
著者
荒川 直樹
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.108, pp.63-65, 2008-06

九州の稲作農家にとって、昨年は久々の豊作になるはずだった。彼らの最大の敵は台風だが、昨年上陸した台風は1件だけ。稲の成長期の日照時間もまずまずだった。しかし実際に収穫してみると、収量は平年比96%と微減だったが、米が白く濁る「白未熟米」の比率が高く、品質の指標になる一等米比率は27%と平年より37ポイントも低かった。
著者
荒川 直樹
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.115, pp.59-61, 2009-01

今から14年前の「あの夏」を覚えているだろうか。1994年の日本列島は、春先から夏にかけて記録的な高温と少雨に見舞われた。夏の平均気温(6〜8月)は、平年に比べて東日本で1.8℃、西日本で1.5℃高く、戦前戦後を通じて最も暑い夏となった。