著者
荒田 仁 髙嶋 博
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.106, no.8, pp.1542-1549, 2017-08-10 (Released:2018-08-10)
参考文献数
9

一部の自己免疫性脳症と精神疾患は臨床徴候が類似することが多く,しばしば誤って診断されている.従来の神経診察法のみで正確に診断することは難しく,脳がびまん性に障害された場合の神経徴候を理解するという視点が必要である.見極めるためには詳細な問診と神経診察が重要であり,SPECT(single photon emission computed tomography),甲状腺自己抗体ならびに抗GluR抗体測定が診断に有用である.
著者
吉村 道由 荒田 仁 出口 尚寿 髙嶋 博
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.103, no.8, pp.1876-1884, 2014-08-10 (Released:2015-08-10)
参考文献数
5

しびれは個々でその定義が異なり,鑑別も非常に多い.高齢者においては,年齢に伴う動脈硬化性変化や骨性変化によりきたす疾患も多くみられる.診断をするにあたっては既往症や基礎疾患などの背景と伴に,発症様式,性状,部位なども重要となる.しびれのメカニズムを述べるとともに,末梢性,中枢性,部位別に分類してそれぞれの代表的な疾患の特徴や,診断をすすめるうえでの検査について述べる.
著者
吉村 道由 荒田 仁 出口 尚寿 髙嶋 博
出版者
The Japanese Society of Internal Medicine
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.103, no.8, pp.1876-1884, 2014

しびれは個々でその定義が異なり,鑑別も非常に多い.高齢者においては,年齢に伴う動脈硬化性変化や骨性変化によりきたす疾患も多くみられる.診断をするにあたっては既往症や基礎疾患などの背景と伴に,発症様式,性状,部位なども重要となる.しびれのメカニズムを述べるとともに,末梢性,中枢性,部位別に分類してそれぞれの代表的な疾患の特徴や,診断をすすめるうえでの検査について述べる.