著者
荻 慎一郎
出版者
高知大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2009

秋田藩領には阿仁銅山をはじめ院内銀山など、近世日本を代表する鉱山があった。本研究では、秋田藩領北部の阿仁銅山をはじめ、八森銀山、大葛金山などに関する基本史料を各所蔵機関等において調査し、写真撮影で収集した史料をデジタル化と出力化して整理した。本格的な研究がなかった八森銀山研究に着手し成果があった。また個別鉱山研究に加えて鉱山相互の関係や交流、鉱夫の葬送など鉱山社会史研究の面でも多くの知見を得た。