著者
蓬莱 博哉 灘本 明代 田中 克己
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告データベースシステム(DBS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2003, no.71, pp.265-272, 2003-07-16
参考文献数
13

これまで我々は,「容易に」「楽しく」「片手間に」Webコンテンツを取得するために,Webコンテンツを放送型コンテンツに変換してきた.本論文では,この放送型コンテンツをより親しみのあるコンテンツに変換することを目的とし,Webコンテンツを対話型番組に変換することを行う.本論文で提案する対話型番組とは漫才を用いた放送型コンテンツの事である.Webコンテンツを漫才に変換することにより,幅広い年齢のユーザ層にとって内容の理解を容易にするとともに,これまでWebコンテンツ取得時に必要であった能動的操作を軽減する事が可能となる.そこで,本論文ではまず漫才の形式化に取り組み,Webコンテンツから漫才形式に基づいた対話型番組に自動変換する機構を提案する.We propose a framework for transforming Web contents into humorous conversation that aims at exploring easy-to-understand and enjoyable ways to access Web contents. In this paper, we especially focus on transforming multiple Web pages into a Japanese traditional humorous talk show (Manzai). By watching and listening to a transformed Manzai content instead of reading original Web contents, users of all ages can understand the contents easily. Furthermore, since the transformed contents can be viewed in a less-clicking-more-watching style, it can reduce the positive operations (scrolling, clicking). In this paper, first, we present our framework to analyze and formulate Manzai contents. Next, we propose a way to automatically transform multiple Web pages collected under a theme into Manzai-type contents.
著者
蓬莱 博哉 灘本 明代 田中 克己
雑誌
情報処理学会研究報告データベースシステム(DBS)
巻号頁・発行日
vol.2003, no.71(2003-DBS-131), pp.265-272, 2003-07-16

これまで我々は,「容易に」「楽しく」「片手間に」Webコンテンツを取得するために,Webコンテンツを放送型コンテンツに変換してきた.本論文では,この放送型コンテンツをより親しみのあるコンテンツに変換することを目的とし,Webコンテンツを対話型番組に変換することを行う.本論文で提案する対話型番組とは漫才を用いた放送型コンテンツの事である.Webコンテンツを漫才に変換することにより,幅広い年齢のユーザ層にとって内容の理解を容易にするとともに,これまでWebコンテンツ取得時に必要であった能動的操作を軽減する事が可能となる.そこで,本論文ではまず漫才の形式化に取り組み,Webコンテンツから漫才形式に基づいた対話型番組に自動変換する機構を提案する.