著者
藤井 一二
出版者
城西国際大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010

古代日本と渤海の交渉状況について王城の変遷段階ごとに把握し1、渤海早期の居城と王城(中京・東京城)の位置する延辺地区と日本を結ぶ交流が図們江・海蘭河・布尓哈通河の水路・沿道を主な回廊としたこと、2、中期・後期の上京龍泉府が牡丹江とその流域の交通路によって「日本海」に接する港(津)に連接していた様相・特性を、歴史的、考古学的に究明した。