- 著者
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西尾 啓
- 出版者
- 一般社団法人 情報科学技術協会
- 雑誌
- 情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
- 巻号頁・発行日
- vol.70, no.4, pp.197-202, 2020-04-01 (Released:2020-04-01)
最近,特許分析の比重が高まり,かつ扱うデータの量と種類が多くなっているのを実感している。それに伴い,使うツールもエクセルやパテントマップ作成ソフトから,Pythonといったプログラミング言語に移る必要が出てきた。これらのツールは高速にデータを処理でき,自動化に役立つだけでなく,毎回の手作業を排除することができ,分析の再現性,信頼性を高めることができる。そのため,今回はデータ分析によく用いられるプログラミング言語である「Python」,特にその中のデータ分析ライブラリである「pandas」を用いた特許データの処理(前処理,集計,可視化)について紹介する。