著者
西森 哲也
出版者
国公私立大学図書館協力委員会
雑誌
大学図書館研究 (ISSN:03860507)
巻号頁・発行日
vol.102, pp.22-33, 2015

<p>海外,特にアメリカの大学図書館では情報リテラシー教育にゲームの手法を用いる事例が数多く見られる。その背景として,図書館におけるゲームの普及と,教育とゲームを結び付ける研究と実践の蓄積が挙げられる。加えて,従来の講義形式にとどまらない,能動的な教育手法が求められていることが大きく影響している。ゲームの手法は作成に一定の技術を要するなどの問題点があるが,日本の大学図書館における情報リテラシー教育にも応用できる可能性がある。</p>