著者
谷ノ内 識 Satoshi Taninouchi
出版者
同志社大学
巻号頁・発行日
2018

https://doors.doshisha.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB13060302/?lang=0
著者
谷ノ内 識
出版者
日本広報学会
雑誌
広報研究 (ISSN:13431390)
巻号頁・発行日
vol.24, pp.51-64, 2020 (Released:2020-12-21)
被引用文献数
1

本研究の目的は、2012年3月に文部科学省が全国の国公私立大学に対して調査を行った「大学等の広報に関するアンケート」と、筆者が2016年6月に全国の国公私立大学を対象に行った「広報の組織・体制に関するアンケート」の結果の比較分析を通じて、大学における広報組織の実態を明らかにすることである。2つの調査は2014年から2015年にかけて学長のリーダーシップの確立を目的に行われた大学ガバナンス改革の前後の実施である。「2016年の方が組織および体制の充実が図られている」という仮説を設定して検証した結果、特に公立大学について組織および体制の充実が進んでいることを明らかにした。