著者
谷口 敏雄
出版者
京都大学
巻号頁・発行日
1957

博士論文
著者
谷口敏雄著
出版者
山海堂
巻号頁・発行日
1972

1 0 0 0 砂防施工法

著者
矢野義男 谷口敏雄 谷勲著
出版者
山海堂
巻号頁・発行日
1960
著者
谷口 敏雄 小田 孝治 寺井 達郎
出版者
公益社団法人地盤工学会
雑誌
土質工学会論文報告集 (ISSN:03851621)
巻号頁・発行日
vol.18, no.2, 1978-06-15

東南アジアにおいて, 日本の建設コンサルタント・建設会社が関係した施工中あるいは完成した工事例として, 韓国・マレーシア・タイ・インドネシアにおけるフィルダムを取り上げ, 土質工学的に興味深い次の話題について紹介しているものである。(1)マサ土によるコアの盛立て。マサ土の問題を上げ, 安東ダムにおける設計・施工の基準と試験盛土の結果を載せている。(2)火山灰質粘性土と細粒岩の混合材料をコアに使用した例。火山灰質性粘性土は含水比50%程度でトラフィカビリティーを失うため, これを確保する目的で細粒石灰岩を混合した効果を述べている。(3)スレーキングを起こす軟質砂岩とシルト岩による堤体盛立て例。スレーキングを起こす恐れのある掘削ズリを主堤体材料として用いる際の問題点, およびその施工管理基準と盛立ての実績を述べている。(4)冬期凍結期間中の堤体盛立て例。試験盛土の結果に基づいた施工基準, および施工実績を示している。このほかの話題として, (5)ラテライトによるコアの盛立て, (6)コファーダムの砂レキ基礎の浸透対策工事, (7)グリズリの使用例を紹介している。