著者
貝谷 綾子
出版者
順天堂大学
雑誌
若手研究
巻号頁・発行日
2019-04-01

SLEや乾癬などの皮膚疾患の病態形成には、自己DNAと自己抗体や抗菌ペプチドの複合体を取り込みI型インターフェロンを大量に産生するプラズマサイトイド樹状細胞(pDC)の関与が指摘されているが、その制御メカニ ズムの解明は不十分である。本研究は、pDCに発現するペア型受容体LMIR3とLMIR8に着目して皮膚疾患モデルを解析し、自己DNAによるpDCの活性化及び関連する皮膚疾患の病態の制御メカニズムを解明することを目指す。