- 著者
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贄田 秀世
大井 晴男
鈴木 博人
- 出版者
- Japan Society of Civil Engineers
- 雑誌
- 土木史研究 (ISSN:09167293)
- 巻号頁・発行日
- vol.19, pp.227-231, 1999-05-01 (Released:2010-06-15)
- 参考文献数
- 5
明治期の鉄道橋として主に採用された鉄桁の形式は、力学的に構造が単純で製作が容易なプレートガーダー (鈑桁) である。なかでも、御雇い英国人技術者C.Aポーナルにより設計された一連のプレートガーダーは、官鉄や日本鉄道等で大量に製作架設されたため、今尚、全国各地に残存しているものが多数ある。その後、鉄路の伸展とともに機関車も大型化され、耐荷力不足となったため、下級線区や道路橋として改造転用されている。本稿では、ポーナル桁を転用改造し鉄道こ線道路橋としたなかで、コンクリートで被覆された特異な形態について調査したものである。