著者
赤木 宣道
出版者
一般社団法人日本航空宇宙学会
雑誌
日本航空宇宙学会誌 (ISSN:00214663)
巻号頁・発行日
vol.62, no.7, pp.227-232, 2014-07-05

RNP AR APCH(以下,RNP AR進入)は,2011年1月の羽田および大館能代空港での方式公示から始まり,2014年3月の時点で国内の11空港に19方式が展開されている.日本航空(以下,JAL)では,2012年5月からB737-800におけるRNP AR進入の運用を開始して現在に至っている.約2年の運用実績において,JALが乗り入れている一部の空港では高い実施率で推移していることから,RNP AR進入は日常運航における進入の一つとして定着してきていると考えられる.本解説では,日本国内におけるRNP AR進入の導入の経緯およびJALでの導入(導入に至る経緯および導入時のプロセス)について紹介するとともに,実績を基に想定された導入効果が得られているかどうか考察する.また,乗員からの報告の収集により確認された懸案事項等についても併せて考察する.