著者
楠 宜樹 勝野 朋幸 中江 理絵 渡邉 佳穂里 角田 拓 越智 史浩 徳田 八大 赤神 隆文 美内 雅之 宮川 潤一郎 難波 光義
出版者
一般社団法人 日本糖尿病学会
雑誌
糖尿病 (ISSN:0021437X)
巻号頁・発行日
vol.58, no.9, pp.715-720, 2015-09-30 (Released:2015-09-30)
参考文献数
23
被引用文献数
2

血糖自己測定(SMBG)に加えて持続血糖モニター(CGM)が血糖変動の評価に使用されている.本試験ではProfessional CGM(Pro-CGM)とPersonal CGM(Per-CGM)によるグルコース値の測定精度を評価する.1型糖尿病患者8名にPro-CGMおよびPer-CGMを同時に装着してセンサーグルコース値(SG)を測定し,SMBGで得られた血糖値(BG)との相関について検討.Pro-CGMおよびPer-CGMで得られたSG値とBG値とはそれぞれ強い正の相関を示した.Pro-CGMのSG値とBG値での平均絶対偏差は12.3±13.8 %,Per-CGMのSGとBGでの平均絶対偏差は13.7±12.6 %と両CGMの精度は同程度であった.日本で使用可能なPro-CGMとPer-CGMともにBGと強い相関を示し,血糖変動の評価に有用である.