著者
近松 竜一 近藤 紀人 中嶋 智史
出版者
公益社団法人日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学年次論文集 (ISSN:13477560)
巻号頁・発行日
vol.24, no.1, pp.1035-1040, 2002-06-08
被引用文献数
1

コンクリート工事におけるせき板部を対象とした養生材料として,型枠を脱枠した後,硬化コンクリートの表面に貼付して乾燥を防ぐ養生用保水テープを開発し,その適用効果について検証した。この保水テープは,表面が多少濡れていても容易に貼付でき,また屋外に放置した状態でも3ヶ月以内であれば糊残りなく剥がすことができる。コンクリートを打ち込んだ後,早期に脱枠しても,保水テープを貼付することにより表層部に緻密な硬化組織が形成され,施工計画の自由度を高め,計画どおりの保水効果が期待できる有用な養生工法であることを確認した。