著者
佐藤 慈 青木 幹太 井上 友子 佐藤 佳代 進藤 環 星野 浩司
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.66, 2019

<p>福岡県の伝統的工芸品である博多人形の振興および地域の活性化を目的として、九州産業大学芸術学部、博多人形商工業協同組合、福岡市の産学官連携により、福岡の企業10社をイメージしたオリジナル博多人形「ハカタオフク」が制作された。「ハカタオフク」は、2018年11月にマリンメッセ福岡で開催された「KOUGEI EXPO IN FUKUOKA」で初公開され、その後も福岡市内の施設(はかた伝統工芸館、福岡市美術館、イムズ)において展示された。これらの展示に併せて、「ハカタオフク」のPRと人気投票を行うためのデジタルサイネージが開発された。このデジタルサイネージでは、AIとセンサーデバイスを活用することにより、効果的な情報提供および効率的な情報収集を目指した。本研究では、「ハカタオフク」のために開発されたデジタルサイネージの概要とその成果について報告する。</p>
著者
星野 浩司 青木 幹太 井上 友子 佐藤 佳代 佐藤 慈 進藤 環
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集 日本デザイン学会 第65回春季研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.298-299, 2018 (Released:2018-06-21)

本研究では、福岡市南区の商店街におけるブランディングを目的とした活性化事業として、本学の芸術学部と福岡市、長住大通り商店街(福岡市南区)の産官学が協働で取り組む、産官学連携型のキャリア教育・専門教育を目的とした人材育成教育プログラムの実践を行った。小学生による長住大通り商店街の店舗コマーシャルの制作をワークショップ形式で実施する取り組みや、長住地区についてゲーム形式で学習するアーケード型ゲームコンテンツの開発を行っている。これらの取り組みを通して高齢化や人口流出の問題、生活様式の変化による商店街衰退の現状について直に触れることで、地域が抱える課題解決に向けた打開策の必要性という切迫した状況を理解する機会を得ることが出来た。また、授業で学んだ知識や技術の応用として学外での本取組みの中で、問題の解決や渉外交渉を通し、主体性を持った行動力とコミュニケーション能力の育成を図ることが出来たと考える。