著者
日本プライマリ・ケア連合学会 専門医部会運営委員会 アンケート班 遠井 敬大 村田 亜紀子 太田 浩 小宮山 学 大橋 博樹 草場 鉄周
出版者
一般社団法人 日本プライマリ・ケア連合学会
雑誌
日本プライマリ・ケア連合学会誌 (ISSN:21852928)
巻号頁・発行日
vol.39, no.4, pp.243-249, 2016 (Released:2016-12-26)
被引用文献数
3 6

日本プライマリ・ケア連合学会(以下JPCAと略す)では,以前より専門医の育成に尽力してきた.家庭医療専門医が身につけている,外来・在宅・病棟診療において幅広い健康問題に適確に対応する臨床能力や継続的な診療から患者・家族との信頼関係を構築し地域全体の健康向上に寄与する能力は重要と考えられてきた.しかし実際に専門医がどこでどのように活動しているかは調査されたことはなかった.今国家庭医療専門医に対して現在の活動内容に関する実態調査を行った.それにより専門医の所在,提供している診療内容等が具体的に明らかになった.