- 著者
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工藤 翔二
鄒 大同
- 出版者
- COSMIC
- 雑誌
- 呼吸臨床 (ISSN:24333778)
- 巻号頁・発行日
- vol.2, no.1, pp.e00025, 2018 (Released:2019-09-07)
江戸時代,西洋医学はオランダから日本にもたらされた。しかし,幕末には英国人医師ベンジャミン・ホブソンによって中国上海で出版された中国語(漢文)の医書が,訓点翻刻(訓読みのための返り点などを付して印刷)されて,『内科新説』という名の医書として日本で普及していた。今回は気管支喘息について,当時のイギリス医学における理解を紹介したい。和訳は,できるだけ原文(漢文)を残すこととし,鄒大同医師の協力を得た。