著者
清水 徹 横川 明 鈴木 基光 中村 育雄
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
日本機械学會論文集. B編 (ISSN:03875016)
巻号頁・発行日
vol.51, no.469, pp.2908-2915, 1985-09-25
被引用文献数
1

種種の乱れ発生要素を入り口に設けたく形断面流路における繊維懸濁液流れの濃度むらを比較的高い濃度にわたって測定し,その管軸方向への分布や平均濃度および平均流速に対する依存症について検討した.この結果,流れの乱れによる濃度むらの減少には限界値が存在すること,また十分に発達した流れ場における繊維懸濁液の濃度むらは非ニュートン流体の広義のレイノルズ数で整理できることが明らかになった.