著者
鈴木 孝憲 黒川 公平 岡部 和彦 伊藤 一人 羽鳥 基明 今井 強一 山中 英寿
出版者
社団法人日本泌尿器科学会
雑誌
日本泌尿器科学会雑誌 (ISSN:00215287)
巻号頁・発行日
vol.82, no.11, pp.1742-1747, 1991
被引用文献数
2

雄雑種犬の骨盤内血管, 特に前立腺血管と椎骨静脈系との関係を, レントゲン撮影にて観察した.<br>腹大動脈は第6腰椎の高さで外腸骨動脈を左右に分岐し, 第7腰椎の高さで内腸骨動脈を左右に, また正中の位置で正中仙骨動脈を分岐していた. 仙腸関節の中央部で内腸骨動脈より分岐した尿生殖動脈は, 頭側に後膀胱動脈を, 尾側に前立腺動脈を分岐していた. 前立腺動脈は前立腺被膜部で分岐し, 尿道の中心部に向かうように実質内に入り, 網状に分岐分布していた.<br>前立腺静脈は実質内では網状に分布し, 動脈と並走し, 被膜部で合流し, 後膀胱静脈と吻合後尿生殖静脈へ流入していた. 尿生殖静脈は内腸骨動脈へ流入し, 外腸骨静脈と合流後, 総腸骨静脈, 後大静脈へと流入していた.<br>骨盤内静脈と椎骨静脈系との吻合は椎間静脈により行われていた. 椎骨静脈系との交通は, 後大静脈, 総腸骨静脈, 内腸骨静脈および内陰部静脈に観察された.
著者
鈴木 和浩 小沢 雅史 中里 晴樹 黒川 公平 林 雅道 神保 進 小林 幹男 鈴木 孝憲 今井 強一 山中 英寿
出版者
泌尿器科紀要刊行会
雑誌
泌尿器科紀要 (ISSN:00181994)
巻号頁・発行日
vol.41, no.3, pp.197-203, 1995-03

74例の胚細胞腫瘍のうち,47例がセミノーマ,27例が非セミノーマであった。4例の非胚細胞腫瘍があった。セミノーマでは非セミノーマに対して高齢発生,低ステージであった。病期1では経過観察した1歳の卵黄嚢腫瘍の1例が再発したが,化学療法にて救命可能であった。病期2では初回に照射療法を施行した3例のセミノーマ,および非セミノーマで再発が認められた。1例のみ救命可能であった。病期3では1例が再発,5例が初回治療より抵抗性を示した。前例死亡した
著者
鈴木 孝憲 沢康 中夫 黒沢 功 神保 進
出版者
泌尿器科紀要刊行会
雑誌
泌尿器科紀要 (ISSN:00181994)
巻号頁・発行日
vol.33, no.4, pp.605-608, 1987-04

A 29-year-old man noted a wart around the external urethral orifice. The lesion was diagnosed as condyloma acuminata and he had the tumor excised and circumcision on September 10, 1985. He complained of urethral bleeding on December 21, 1985. Physical and endoscopic examination revealed papillo-granular condyloma acuminata at the distal urethra. He received transurethral fulguration on January 17, 1986 and intraurethral instillation of 5-fluorouracil cream weekly. The lesions were successfully treated.