著者
長崎 洋
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.62, no.2, pp.55-59, 2012
参考文献数
45

政治・法律・行政分野の文献には,内容的に公開しても差し支えないものが多い。また,その作成のお金の出所から考えて広く公開されるべきものが多いと思われる。それにもかかわらず,入手しにくいものが少なくないように感じられる。本稿では,まず,そのような文献を類型化し,次に,インターネット情報の発達によってそれらの入手可能性が高まっていることを述べる。最後に,今後の更なる文献の公開とその保存について,概観する。その際,これまで灰色文献に取り上げられることがあまりなかったと思われる,通達を収録した資料および国会の資料にも言及している。
著者
長崎 洋子 澤村 信生 姫宮 雅美
出版者
島根県農業技術センター
巻号頁・発行日
no.43, pp.13-19, 2015 (Released:2016-10-11)

ブドウの果房散布によるジノテフランのコナカイガラムシ類防除効果と農薬付着量および未熟果の回収率低下の原因を検討した。1. ジノテフラン果房散布区のコナカイガラムシ類の寄生房数,寄生虫数および被害痕数は無処理区に比べ少なくなった。2. 果粒におけるジノテフラン濃度は‘デラウェア’の方が‘ピオーネ’より高く,収穫期に近づくほど濃度は低下した。3. 未熟果でジノテフランの回収率が低い原因のひとつは,有機酸濃度が高いためであると推察された。4. 未熟果のジノテフラン分析では,果粒に0.5Mリン酸緩衝液(pH7.0)を添加して分析することで回収率が向上した。
著者
長崎 洋子 澤村 信生 姫宮 雅美
出版者
島根県農業技術センター
雑誌
島根県農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Shimane Agricultural Technology Center (ISSN:0388905X)
巻号頁・発行日
no.43, pp.13-19, 2015-12

ブドウの果房散布によるジノテフランのコナカイガラムシ類防除効果と農薬付着量および未熟果の回収率低下の原因を検討した。1. ジノテフラン果房散布区のコナカイガラムシ類の寄生房数,寄生虫数および被害痕数は無処理区に比べ少なくなった。2. 果粒におけるジノテフラン濃度は'デラウェア'の方が'ピオーネ'より高く,収穫期に近づくほど濃度は低下した。3. 未熟果でジノテフランの回収率が低い原因のひとつは,有機酸濃度が高いためであると推察された。4. 未熟果のジノテフラン分析では,果粒に0.5Mリン酸緩衝液(pH7.0)を添加して分析することで回収率が向上した。