著者
長戸路 雄厚
出版者
敬愛大学・千葉敬愛短期大学
雑誌
千葉敬愛短期大学紀要 (ISSN:03894584)
巻号頁・発行日
no.28, pp.1-10, 2006-03

地球温暖化に起因する地球環境破壊は、現代社会の懸案である。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の専門家は、このまま温暖化が続くと、21世紀末までに地球環境は大きく損なわれるであろうと警告している。生産部門や民生部門で大量に排出される二酸化炭素は、地球温暖化の最大要因である。本論文では、二酸化炭素排出ゼロの太陽光発電エネルギーを民生部門、特に一般家庭で活用することの重要性と最適性を主張する。
著者
長戸路 雄厚
出版者
敬愛大学・千葉敬愛短期大学
雑誌
千葉敬愛短期大学紀要 (ISSN:03894584)
巻号頁・発行日
vol.23, pp.15-27, 2001-02

最近のがん医療は、社会復帰後の生活維持が容易となるよう、高QOL(生活の質)を達成することに努力が注がれている。高QOL治療法として、近年放射線療法の一つである陽子線療法が着目されている。一方、ここ10年注目されている療法に遺伝子療法があり、そのうち免疫遺伝子療法は、人体が生来的に持つ免疫能を積極活用するもので特に期待が大きい。本論文では、陽子線療法と免疫遺伝子療法の併用をがん治療新機軸として提案し、その可能性を検討した。