著者
松岡 彰彦 池田 宏 長田 弘康 桐村 勝也 市川 篤司
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.47, pp.389-390, 1993-09-27

我々は、これまでに鉄道におけるトンネル、コンクリート構造物等の変状原因を推定するための検査・診断システムの開発を手掛けて来た。これらは人間に例えると病気の原因を究明するための病気診断システムであった。しかし、人間の健康維持管理には、この他にも定期的に行う健康診断が重要な役割を果たしている。本システムは言わば、鋼鉄道橋(以下、橋梁)の塗装に関する総合的な健康診断システムを目指すものである。
著者
土屋 隆司 長田 弘康
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.46, pp.405-406, 1993-03-01
被引用文献数
1

列車の毎日の運行計画は、ダイヤ改正時に決定される車両の運行パターンに対して個々の車両を割り当てるという方式で行なわれるのが普通である。車両割り当ての問題に対しては、さまざまなアプローチが考えられる。今回我々が採用した方式は、定型的な制約の充足を保証した標準割り当て規則に基づいて作成された割り当て計画のプロトタイプを修正することにより、すべての制約条件を満足した実施可能な割り当て計画を作成する、というものである。本稿では、この考え方に基づく車両割り当て計画作成方式とその実装結果について述べる。