著者
関谷 克彦 山根 八洲男 五十川 良則 玉田 浩史 山田 啓司
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2006, pp.291-292, 2006

損耗センサ付き工具を用いたフライス加工用工具損傷検知システムの実用化を目指し,複数工具に対する検知システムを構築するために,損傷した工具数と仕上げ面粗さの関係について調査した.工具の突き出し量を考慮し,工具コーナ部による切削仕上げ面の最大高さを幾何学的に求め,実験結果と比較した.連続損傷個数が増加すると粗さは劣化し,粗さ許容値から求めた許容連続損傷枚数を検知することが可能なシステムの構成例を考案した.