著者
陰山 英男
出版者
日本教育情報学会
雑誌
年会論文集
巻号頁・発行日
no.25, pp.160-163, 2009-08-22

立命館小学校を中心として、脳の力を最大限に引き上げることを中核とする学力の向上、ならびに人間力の向上を研究のテーマとしています。一連の研究の中で、生活習慣を早寝早起き朝ごはんに代表されるような人間本来の姿に戻すことによって、学力の向上が見られることが確認できました。また、読み書き計算の高速の反復学習によって、短期間に知能指数が向上するなど、学力向上に加速度をつける方法を確立できました。現在は、これらをICTを使ったものに移植したり、得られた高い学習能力を応用的な学習にどう活用できるかを課題としています。