著者
森 清文 原田 昭夫 露重 美義
出版者
日本作物学会
雑誌
日本作物学会九州支部会報 (ISSN:02853507)
巻号頁・発行日
no.73, pp.41-43, 2007-05-15

暖地加工用バレイショの収量性,デンプン価向上を達成するための栽培要因解析を行った結果,以下のことが明らかとなった.1.収量性の向上には,施肥窒素量,種いも1個重の効果が認められ,施肥量がN:1.5kg/a,種いも1個重40g使用で増収する.2.デンプン価は,マルチの色,種いも1個重,株間,施肥量のいずれの要因効果は認められず,生育期間と植付期についてのみ要因効果が認められた.3.デンプン価は,植付けを2月1日までに行い,5月中句の収穫によって低下を防ぐことができる.