著者
飯塚 保
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2006, pp.921-922, 2006

ガラスの延性切削において,超精密旋盤を用いた旋削では切込み量は0.1μm程度である.フライカットならばガラス切削の能率を向上させる可能性があるため,改造した超精密旋盤を用いて実験を行った.その結果,工具に超硬合金(K10)を使用してソーダ石灰ガラスに延性切削が可能であり,その切込み量は旋削の数十倍である.ガラス切削の高能率加工へ期待が持てる結果が得られたので報告する.