著者
武田 昌子 高崎 一朗 高崎 一朗
出版者
国際医療福祉大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

帯状疱疹後痛を発症したマウスにおいて、帯状疱疹発症の場である脊髄後根神経節を免疫組織染色法を用いて研究した結果、CD4陽性T細胞ガ帯状疱疹後痛の病態により関与している可能性が示唆された。しかしCD4欠損マウスを用いた研究からは帯状疱疹から帯状疱疹後痛への発症に関してCD4陽性T細胞は、直接関与しているわけではないことが示唆された。このことから帯状庖疹後痛の発症にはMHC遺伝子そのものが関与している可能性が示唆された。