著者
高橋 文子
出版者
美術科教育学会
雑誌
美術教育学:美術科教育学会誌 (ISSN:0917771X)
巻号頁・発行日
vol.32, pp.255-266, 2011-03-20 (Released:2017-06-12)

茨城県近代美術館が所蔵するモネ筆「ポール=ドモアの洞窟」に関して,光と影を補色対比としてとらえる印象派の考え方・方法を理解する教材化を試みた。同作品の色面構成を分析して,光と影とが補色対比として表現されていることを確認した。そして,それを中学生に理解させる授業を構想した。日本色研の93色の色紙から補色関係にある色彩を選択し,コラージュを制作させる活動,そして光の当たっている部分と陰や影の部分の色面を意識して描く色鉛筆画を描かせる活動を,先の理解を容易にする手だてとして提案した。実際に授業実践し,教材解釈及び色紙による色彩の選択とコラージュ・印象派風色鉛筆画制作活動が有効であることを実証した。
著者
楊 瑞銘 下平 由美子 貞永 明美 高梨 安弘 稲生 由紀子 黄 長華 井口 登美子 高橋 文子
出版者
東京女子医科大学学会
雑誌
東京女子医科大学雑誌 (ISSN:00409022)
巻号頁・発行日
vol.53, no.8, pp.812-812, 1983-08-25

東京女子医科大学学会 第252回例会 昭和58年4月15日 東京女子医科大学 本部講堂